カテゴリ:フランス滞在記( 39 )

カルチャーショック


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暑くて仕方なかった日。
お庭でホースで水浴びをした子供たち。

子供よりも楽しそうな夫。

ひゃーひゃっひゃ、と異様にはしゃいでいた息子は
翌日39℃の熱を出した・・・

高熱でも元気な息子。
だけど、どうにも原因不明の熱だし
心配で医者に連れて行くと
37℃くらいのお風呂に入れるように、
とドクター。
なるべく薄着にするように、とも。

熱が出たら厚着をして汗をかくこと、と親に言われてきた。
お風呂は熱が下がるまで入っちゃいけない、とも。

久々に感じたカルチャーショック。

ドクターの仰せ通りにやってみました、もちろん。
あっという間に熱が下がりはしなかったけど、
本人は気持ち良さそうだった。
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by wine-mura | 2011-08-30 20:52 | フランス滞在記

ボルドーで会った人


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お義母さんが子供たちにプレゼントしてくれたパッチワークの絵。ラフォンテーヌのお話付き。


昨日行ったボルドー。

街中を歩いていると、
前から歩いてくる日本人を見て夫が止まった。
田崎真也。
白地に青の模様が入ったアロハ姿。
ソムリエの姿でしか見たことがないから
間違いかと思ったけど、どっから見ても本人。

仙台で開催されたソムリエ協会の会合で
一度名刺を交換している。
面識はあるけど、
こちらのことはまず、憶えていないだろう。

夫をつついて、話しかけなよ、
と言ったけど
プライベートで来てるかもしれないし邪魔したくない、と夫。
プライベートがとても大事なフランス人。
そう言うと思った・・・

鳩が豆鉄砲を食らったような顔の私たちをチラッと見て
すぐそばを、田崎真也は通り過ぎた。

日本にいたってこんなふうに“たまたま”すれ違うことはまず、ない。

現世界ソムリエ協会会長の氏。
神社にお参りに行った時のように
この偶然がなんだか有難く、
幸先いいね!と夫と喜んだ。

(注:私たちはご本人だと思っていますが、
 もしかしたらただの“そっくりさん”だったかも知れません)
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by wine-mura | 2011-08-26 18:11 | フランス滞在記

エコな生活


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庭で穫れたバジルの葉っぱを真剣にきざむ2人


フランスに来ると、
日本はつくづく便利な国だと思う。

夜中でも買い物が出来る、
宅急便を使えば翌日荷物が届く、
トイレはシャワー付きだし、
セコムがあれば泥棒も怖くない、
クーラーで家中を暑くも寒くもできるし、
家にいなくてもお風呂が沸かせたりもする。

フランスは(特に地方だけど)といえば
お店は夜7時までで昼休みまである、
宅急便は存在しないし、
トイレのシャワーなんて贅沢中の贅沢、
泥棒よけには犬を飼うのが一番だし、
クーラーのある家はまず見かけない、
お風呂を沸かしたかったらつきっきりで湯量を見てなくちゃならない。

一昔前の日本がいまのフランス?
でもこの先もこの国は
このまんまのスピードだと思う。

暑かったら木陰に入り、
水で濡らしたタオルで首をふき、
身体を冷やす食べ物を食べ、
電球の熱も部屋を暑くするからと薄暗い生活をし、
それでも暑くて動けない時は、休む。

日本中がいま注目する「エコな生活」が
フランスでは普通に営まれている。
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by wine-mura | 2011-08-25 05:25 | フランス滞在記

暑い!


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今年は素晴らしいワインの当たり年になると聞いていた。
暑い暑い夏。2003年もそうだった。

昨日の日中は、日向に置いた温度計はなんと43℃!
いくら湿度が少ないとはいえ、
じっとしていても汗のながれる猛暑。

子供たちは暑くても寒くても同じように元気だけど、
この暑さでは長時間の外遊びは出来ず、
夕飯が終わって、気温がようやく下がった夜8時過ぎに
散歩に出かけた。
こちらの夏は夜10時くらいまで明るい。

暑いときには冷たいものが食べたい。
昨日の夕飯の前菜は
庭で穫れたトマトを角切りにして、
小さく切ったモツァレラチーズをのせ、
こちらも庭で生い茂る、バジルの葉っぱをちぎってのせた。
南仏産のエキストラバージンオリーブオイルを回しかけて
ゲランドの塩をひとふり。

星付きレストランでも味わえない
贅沢な一皿。
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by wine-mura | 2011-08-21 23:05 | フランス滞在記

ひまわり畑


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日本ではなかなか見かけないサイズのペロペロキャンディー。朝市で。


7kmほど離れた隣町まで買い出しに出かけた。

運転席の義兄と助手席の夫は
ハゲ頭でドアの角にぶつかるとどんなに痛いか、とかいう
限りなく平和な話をしている。
ニヤニヤしながら二人の会話を聞いていた。

とつぜん、目の前に広がったひまわり畑。
走っても走っても、どこまでも続く黄色。

フランスに行ったら、
放射能もセシウムも、頭から取っ払った2週間を過ごしてやる、
と決めてたのに・・・

以前はこれっぽっちも考えなかった事に
絶えず追いかけられているような感覚。
福島県人の現実。
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by wine-mura | 2011-08-20 22:01 | フランス滞在記

手作りのカゴ


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毎週1回の朝市。
夫の実家のある村では金曜日に開催される。
朝市では、食べ物だけでなく、
各地方の特産品が販売される。

このおじさん、
手に持ったカゴを作ったヒト。
35ユーロのこのカゴは
持ち手が栗の木の枝でできた特産品。
軽くて丈夫。
「一生使えるよ!」とおじさん。

どうやって持って帰るつもり?と、
現実的に心配する夫を横目に
もちろん、買いました。
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by wine-mura | 2011-08-19 21:46 | フランス滞在記

フランス!

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絵に描いたような夏の空


15日早朝、フランスに到着。
こちらは、気温が朝は13℃くらいで日中は30℃以上になる。
それでも湿度が低いから、日本の夏よりよほど過ごしやすい。

ボルドーから車で2時間ほど内陸に入った夫の実家は、
人口2000人くらいの小さな村。
石造りの家は、中に入るとヒンヤリしていてクーラー要らず。

朝起きると長袖を羽織って外のテーブルで朝食をとる。
昼食のあと昼寝のために家の中に入る以外は、
ほとんどの時間を庭で過ごす。

原発事故から屋外で何も出来なかった子供たちも
イヤというほど毎日「お外」を堪能している。
裸足で家庭菜園の間を駆け回り、
自転車に乗って転んで、
ボールを蹴っ飛ばし、
ハチを怖がって逃げ回り、アリを踏んづけて大騒ぎ。

空港で孫の元気な姿を見て
骨が折れるんじゃないかと思うほど
小さな身体を抱きしめていたフランスの祖父母。
3月からの心配と恐怖は、あの瞬間に吹っ飛んだに違いない。

本当の夏休みが、ようやく始まった。
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by wine-mura | 2011-08-18 22:00 | フランス滞在記

ガチョウのリエット


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フランスに行くと必ず立ち寄る近所の肉屋さん。
豚肉、牛肉、鶏肉、羊肉、鴨肉などの生の肉のほかに、お惣菜も売っています。
日本のコロッケの感覚?

いつも買いに行くのは、ガチョウのリエット。
リエットとは、脂の中でガチョウとか、豚とか、鴨とかの肉類を煮て、最後にペースト状にしたもの。
田舎パンなどをトーストした上にのせて食べます。

前に紹介したコンフィも脂の中で煮る肉料理だったけど、こっちはペースト状にします。
冷凍保存も出来て便利。それに、とにかく美味しい。
多めに作っておいて冷凍し、お客さんなどのときに出せば、美味しさに皆仰天する(はず)。

ワインが止まらなくなる一品です。

ガチョウのリエット

ガチョウの赤身 2kg
豚肉赤身 1kg
ラード 1.5kg
ナツメグ 3g
荒塩 72g(肉1kgに対して16g)
黒胡椒 5g

1 ラードをナベに入れて熱し、その間に肉類を大き目のサイコロに切る。
2 塩と肉類をナベに入れ、熱くなったら弱火にして5~6時間煮る。
3 最後に火を強めてかき混ぜ、肉の繊維を壊す。胡椒とナツメグを加える。
4 熱いうちに保存用の瓶(ジャム用などで売っている瓶を消毒したもの)に入れる。
5 脂が白く上部に固まってきたら、冷暗所で保存する。
6 田舎パンなど身のしっかり詰まったパンをトーストして、上にリエットをのせる。お好みでピクルスを添えたり、フレンチマスタードをほんの少しのせたりして食べましょう。

ガチョウがなければ豚肉だけでもOK. 同じく美味しく出来ます。
私のおすすめワイン : シャトー・ウージェニ “レゼルヴェ・ド・ライヨル”


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by wine-mura | 2010-03-02 16:18 | フランス滞在記

リブロースステーキだけ!


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ボルドーに「アントルコート」というレストランがあります。
「アントルコート」というのは「リブロース」という意味。
ここはステーキ専門のレストラン。

ステーキ専門レストラン、といっても日本にあるみたいなそういうレストランを想像してはいけません。 

メニューは、なし!
お店に入って席に着くと、いきなり「焼き加減は?」とウエイトレスに聞かれます。
「ヒレステーキ」とか「サーロインステーキ」とか「クロ胡椒のソース」とか「クリームソース」とか、
そんな選択肢は一切なし。
お肉は「リブロース」のみ。ソースはこのお店特製の、クリームベースにレモンを効かせた1種類。
付け合せはフレンチフライ(フライドポテト)オンリー。
お肉をまっている間、クルミを散らばせたグリーンサラダが出て、それを食べ終わると空の白いお皿が目の前に置かれます。
そこに、フレンチフライをてんこ盛りにした、直系60cmはある楕円のお皿をウエイトレスが運んできて、どれくらい?とか言いながら、目の前の皿にポテトを入れてくれます。
そこに、シルバープレートにのったお肉がジュージュー音を立てて出てきます。
あとは好きなように食べるだけ。
ポテトはおかわりできます。

こんなシンプルなお店、日本では見たことない。
だいたいこういうタイプのお店は、日本では流行らないと思います。
でも、このレストランはいつ行っても満席。
フランス人に好物を聞くと、3人に一人は「ステーク・フリット!」(ステーキとフライドポテト)と答えます。
だからなのかどうなのか、周りの人たちは、おじいちゃん、おばあちゃんから、子供まで、年齢層はまちまちでも、みんなものすごく嬉しそうにお肉を食べて、山と盛られたポテトをつまんでいます。

お腹も心も幸せになれるレストランです。




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by wine-mura | 2010-02-16 10:56 | フランス滞在記

先日のトリュフ


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1月28日に日本に帰国しました。
帰ってきたけど、フランスでの料理とか、その他、お見せしたかった写真がまだまだあるので、
フランス日記、まだしばらく続けます。

トリュフ市で買ったトリュフ、どんなお料理になったか報告します、と言いながら
報告しなかったのには理由があります。

写真を撮らずに食べてしまったから。

あんまり美味しそうで、おまけに熱々が美味しいから急いで食べなくちゃ、とか勢い込んで食べたので
ハッ!と気付いてお皿を見たときには後の祭り。
こんな悲惨な写真(2枚目)になってしまいました。おまけに夜だったし。暗いし、ひどい写真。残念。

でもちゃんとレシピはご紹介します!
これは、このトリュフを売っていたおじさん直伝のレシピ。
スクランブルエッグだけど、湯煎で作ります。
フライパンで作るとパサパサになったりするけど、湯煎でつくると、しっとりトロリと、んもー美味しい。

つけたし: 1枚目の写真、私の写真があまりにひどいから、夫がトリュフ市のとき屋台で買って食べた同じ料理の写真を恵んでくれました。完ぺき主義の夫A型。テキトーな私O型。


トリュフ入り 絶品!スクランブルエッグ

卵 10個
トリュフ 1個(20g)

生クリーム 適量

1 大き目のナベに3分の1ほどお湯を沸かす。
2 そのナベに入る大きさのボウル(ステンレス製か耐熱ガラス製)か、一回り小さ目のナベに卵を割り入れ、ときほぐす。
3 トリュフを2mmくらいの薄切りにして、更にそれを棒状に細かく切る。半量を卵に混ぜる。
4 お湯が沸いたら、弱火にして、ボウルを浮かべる。
5 泡立て器で卵を絶え間なく混ぜる。だんだん固まってくるので、外側と内側が均一の固さになるように大きく混ぜる。
6 好みのテクスチャーになったら、味をみながらお好みの量の塩を加える。残りのトリュフを加える。
7 ボウルをお湯から外して、生クリーム大さじ1~2を加え混ぜ、それ以上卵に火が通らないようにする。
8 パンをトーストして、上に卵をたっぷりのせて召し上がれ!


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by wine-mura | 2010-02-09 11:48 | フランス滞在記