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シャルリ・エブド襲撃事件


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1月7日に襲撃された
パリの新聞社「シャルリ・エブド」。
犠牲になった13名の中には
フランスを代表する風刺画家が
3名含まれていた。

その中の1人、CABU(カビュ)が
日本を訪れた際書き溜めた絵の数々。
それが一冊になった本を
フランスにいた時購入した。

私達にとっては「そんなの当たり前」の、
彼から見れば日本の「ヘンなトコ」あれこれを
オドロキとユーモアを持って描いたこの本。
帰国後も時々眺めては
クスッとしたりしていた。

中でも私が気に入っている絵のひとつ、
「(日本では)パンクな奴らさえ律儀」の注釈。


フランスの風刺画は
確かにショッキングなものも多い。
とはいえ、この風刺画の伝統が
大昔からなぜ受け継がれてきたかといえば、
力の弱い市民の立場に立って
太刀打ち出来ない権力を強烈に揶揄し、
悲惨な現状をも笑い飛ばしてやろう、
という精神が根底に流れているから。

先週末の犠牲者を追悼するデモ行進には
フランス全土で370万人!!!!!!!もの人が参加したという。

異なる宗教間の争いは
偏見や憎悪や不寛容といった
容易には取り払えない人間の負の部分が絡み合って
深く深く根を張るばかり。

それでもこのフランスのパワーが
かの地にじんわりとしみ込んで、
カチカチに固まった地を耕し、
ギュウギュウに絡まった根っこを
わずかづつでも解きほぐす結果に繋がれば、と
心底 願っている。
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by wine-mura | 2015-01-13 21:44 | フランス