カテゴリ:その他( 29 )

今年最初の目が覚めた出来事


一昨日、年始の挨拶に
猪苗代の祖母宅に行った。

子供たちの冬休みは6日まで。
宿題のラストスパートで
本人たちより親の私の方が焦っていた。
ほとんど終わっているようだったけど
まだ残りがある。

「なんで短い休みに沢山宿題出すのかね?」

私の愚痴に祖母が答えた。

「おばあちゃんが教えてた頃は
 宿題作るのが大変で
 ちょろっとしか出せなかったよ。
 今はアレでしょ、
 どんどん写るアレ(=コピー機、又はパソコン か)があるから
 先生もどんどん出すんでしょ、きっと」

90歳を超えている祖母は
その昔、学校の先生をしていた。

手書きで生徒全員分の宿題を
せっせと作る祖母を
しばし想像。

スゴすぎる。

学校の先生の過労ぶりが報じられる昨今。
昔だってこんなに大変だったんだ。
考えれば分かることなのに
考えたこともなかった。

目が覚めました、おばあちゃん。
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by wine-mura | 2015-01-07 17:52 | その他

おばちゃんの着ていたものは・・・


さっきスゴい人を見た。

近所のスーパーで。
買い物を終えて駐車場から出ようとした時、
道路から入ってきた対向車。
彼女はその車を運転していた。

年の頃は50代半ばくらい。
短い髪に大仏みたいなパーマ。
しもぶくれ気味の顔で
横一文字の細い眉。
がっしりめの肩。

そこまでは
特段オドロかなかった。

けれど
彼女の着てたものに
私は自分の目を疑った。

サッカーワールドカップの
日本代表オフィシャルユニフォームじゃないの!

目の覚めるようなブルー。
左肩下の日本国旗。

明日はコロンビア戦。
どんだけ気合いが入っているのか、
おばちゃん。

サッカーワールドカップ、
全く興味なしだったのが
申し訳なくなった出来事だった。
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by wine-mura | 2014-06-24 17:10 | その他

雪にはまった車と私の誓い


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昨日のドカ雪。
娘を学校の迎えに行った帰り、
タイヤが雪にはまって
車が動かなくなった。

家からわずか100mほどの場所。
大通りから少し入った裏道で
車外に出ると
大人の膝上まで雪が吹き溜まっている。

お腹がすいた、と騒ぐ子供たちを
横殴りの雪の中
歩いて家まで連れ帰り
車のある場所に戻った。

夫と二人、家から持ち帰ったスコップで
タイヤまわりの雪を取り除いたものの
前にも後ろにも進まない。

雪と風はヒドくなるばかり。

髪の毛のない夫は
茹でたタコ同然、
顔からアタマにかけて真っ赤。
鼻水と涙と溶けた雪で
見るも無惨な面持ち。

仕方ない、放っとくことにしよう
と、とりあえず警察に電話した。

かくかくしかじか、と事情を説明し
いったん帰宅。

2時間ほどして雪が収まった頃
再度、車に戻った。

相変わらず動かない。

雪がほぼ止んだのを見て
近所の人も雪かきを始めていた。

なになに、どうしたどうした、
とウチの車周辺に集まるヒトたち。

それからは早かった。
溜まった雪に乗っかって
半分浮いた状態の車の下の
固くなった雪をせっせと掘り出し
せーの!で押すこと数回。

バックに成功し
無事その場から抜け出すことに成功。


スゴいね、福島の人って。
フランスならあり得ない
親切すぎる。。。。

これが夫の感想。

そうでしょう、スゴいでしょう、
と胸を張りながら
私自身、しみじみ感激を噛みしめた。

この嬉しさを忘れず
今度はいつか
見知らぬ人に親切で返そう
と自分に誓った。

ありがとうございました。
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by wine-mura | 2014-02-16 21:57 | その他

今年の「めあて」


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今年最初の雪遊び。猪苗代の曾祖母宅で。


今日の夕方、娘を叱った。

毎週木曜日はピアノのお稽古の日。
幼稚園から始めたピアノ。
何度か娘からの「やめたい」を聞いてきたが
今日もそれだった。

なんのことはない、
冬休みの間、
宿題を全くやっていなかったから。

自分だけどうせできない、
ちっとも楽しくない、
先生は私だけ怒る、
こんな難しい宿題出来るわけない、
などなど、
多々ある彼女の言い分。

「ぜったい行かない!」(娘)
「ぜったい行かせる」(私)
の押し問答がしばらく続いた。
いつになく激しく泣き叫ぶ娘。

休ませるのはカンタンだった。
しかし私も踏ん張った。

宿題をやらなかったのは自分のせいで
やらなかったら出来ないのが当たり前。
4年生の「めあて」は“考えて行動する”だったよね。
今日の今日になって慌てるって
なんにも考えてないからじゃないの?

とにかく行こう、
出来なくてもいいから。

てなわけで、
ようやく車に乗り込んだ。
やっとのことで娘を教室に送り届け、
運転しながら一人考えた。

そういえば私もいっつもギリギリ。
行き当たりばったり。

旅行のスーツケースを詰めるのは
出発前夜、または当日朝。
明日に出来ることは無理にやらない。
子供たちの学校への提出物は期日ギリギリ。
ブログに書きたいことをあちこちメモしてる割には
なかなか更新しない。

明日があるサ、的なこの性格を
娘はそのまま受け継いでいるのでは。
はたまた、
親の振り見て云々、なの?

とにかく反省。
うなだれた。

そこで私の今年の「めあて」。

@ せめてもう少し計画的に行動する。
@ ブログは週2回は更新する。

がんばります。
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by wine-mura | 2014-01-09 22:38 | その他

いい人をやめると・・・・


朝の8時10分に携帯が鳴った。
こんな早くから誰だろう?と出ると
いつも配達をお願いしている薪屋さん。

そろそろ薪ストーブの季節。
予約していた薪の件だった。

36cmの長さのものが足りない、
30cmでも良いですか?との話。

私は
他人に文句を言うのが嫌いだ。
威張っている人を見るのも大嫌い。
しょうがないか、で済むことなら
大丈夫ですよ、と
軽く受け入れることに
長いことしてきた。

そうすることで、
お互いさま、の気持ちが
世の中を丸くおさめてくれるはず
と、信じてきた。

ところが最近
そうじゃないことが多い。
イイ顔し過ぎの私が悪いのか?
権利は主張するべきだ
と、我が夫も言う。

薪は半年も前に予約したもの。
今になって、ない、とは
やはりオカシイ。

短くなるなら
ストーブに入らなくなるわけじゃないから
別にいいんだけど、
しかし早々に予約する意味は
どこにあるんでしょうか?
と聞いてみた。

相手は謝るばかり。

もういいや、と思って電話を切ると
5分もしないうち、また電話。

「なんとか都合がつきました!」
と、さっきの彼が
朗らかに言う。

どこにあったんだい?36cm、おまけに一冬分。
ひとり唖然とするワタシ。

もう何年もお願いしているお店。
私は要するに都合の良いヒトだったのか、と
思わざるを得ない。

“いい人をやめると楽になる”
とかいう本があったけど
後味はどんより
イヤな感じだった。
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by wine-mura | 2013-11-22 23:32 | その他

シートベルトは正しく締めよう!


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最近の娘の絵。家族全員の悪魔バージョン。パパのポーズが特に気に入っている。


今朝、息子とテレビで
仮面ライダーを見た。

悪人二人が
黒塗りの車の中で
「あいつらは
 単なるモルモットに過ぎない、
 ムハハハハ・・・」
などとコワモテの顔で言っている。

何が目についたって、
このヒトたちの
胸から腹にかけて
しっかり締められたシートベルト。

しかも、後部座席で。

言ってることの怪しさと
やってることの正しさの
あまりのギャップ。

子供が見てるからね。

悪者でも
やることは正しくないと。
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by wine-mura | 2013-11-10 22:55 | その他

「かっこ良くない正義のヒーロー」


今月13日に亡くなった
漫画家のやなせたかしさんを悼んで
「かっこ良くない正義のヒーロー」のことが
今朝の新聞に書いてあった。

それを読んで
すぐ思い浮かんだ人がいる。

家の近くの大学病院。
駐車場前の横断歩道を
通行人が無事渡れるように
案内するおじさんがいる。

どう見ても65歳以上。
顔の半分くらいある
巨大なメガネをかけていて
故小渕恵三首相を彷彿とさせることから
私は密かに彼を
「オブチさん」と呼んでいる。

オブチさんはいつも笑顔。

夏のかんかん照りでも
冬の吹雪の中でも
雨ザーザーの悪天候でも
口元には笑み(のように見える)。

高級車ベンツだろうが
スズキラパンだろうが
威圧的な米車ハマーだろうが
ハイブリッドプリウスだろうが、
横断歩道を渡ろうとする人がいれば
ビシッと止めに入る。

仕事で疲れたり
イヤなことがあったりした日、
私は時々オブチさんを思う。

一日中立ちっぱなしで
止めても止まらない車に腹を立てながらも
仕事に徹する彼。

今夜はビールがウマいだろうな、
と考えながら、猛暑の日は働くのか。
晩酌のつまみは何かな?
と、かじかむ手を冬にはこすり合わせる。
自分が飲むからオブチさんも勝手に飲むヒトにしているが
ステテコ1本で自宅でくつろぐ彼を想像すると
あー良かった、と思う。

いつか
「いつも大変ですね」
「ご苦労お察しします」
と彼に伝えたいと考えているが
今のところチャンスなし。

へんに話しかけて
せっかくの妄想が砕け散る(かもしれない)のもつまらなから
とりあえず、かの横断歩道では
必ずマイカーを止めることを
自分に課している。
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by wine-mura | 2013-10-18 22:03 | その他

お菓子売り場のワナ


近所のセブンイレブンに
買い物に行った時のこと。

お菓子売り場のキャラクターものの前に
じっと立ち尽くす男児。
年の頃はウチの息子と同じくらいと見た。

そのうち
お父さんらしき人物が近づいてきて
「ほら、もう帰るよ」と一声。
男児、全く動かない。
「今日はそれ、買わないって言ったよね」
説得する父。

ふと彼のカオを見ると
あれっ?どっかで見たヒト。
知ってるカオ。
えーっと、と良く考えたら
そのセブンで働くあの彼だ。
いつもレジの向こう側で制服姿だから
すぐには分からなかった。

子供の目の位置に配置された
ヒーローもののおやつ類。
子供はだいたい
オマケのシールだのカードだの
オモチャ欲しさにそれをねだる。

さっきの男の子はまだガンバってる。
自分の仕掛けたワナにまんまとハマる父。

「どこんちも一緒ですね」
と、顔見知りの彼に声をかけると
「いやぁまったくです・・・」

トホホなカオで彼が答えた。
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by wine-mura | 2013-10-01 20:35 | その他

薪ストーブの中の雀


一週間ほど前、
子供たちが夏休みに入るほんの少し前、
朝目覚めて1階のキッチンに下りてくると
バサッ パタパタ ガタッ バサッ と
聞き慣れない音がどこかからする。

ギョッとした。
もしかしてネズミ?
どこから?と
音のする方に近づいてみる。
どうやら薪ストーブの辺りらしい。

中を覗き込むと
こちらを見ている小雀と目が合った。
煙突から入ったのだろう。
私を見た途端、慌ててバサバサ
ストーブの中を飛び回った。

とりあえず子供に見せよう、と思い
まだ寝ている彼らを起こしに行った間に
雀は消えていた。
煙突内を移動している様子。

どうにも出来ずに、
その朝は
そのまま会社に出かけた。

夜になって夕飯が終わった頃、
娘が「雀、いるよ」と言う。
ストーブ内を見ると
雀がじっとこっちを見ている。
意を決して扉を開ける。
少し後ずさったけど逃げない。
そっと捕まえて庭に運んだ。

弱ってしまったのか
寝ぼけているのか
土の上に置いても飛び立つ気配がない。

明日の朝にはいなくなっていてね、
と娘と祈りつつ、
その夜は雀にサヨナラした。

翌朝、昨夜置いたその同じ場所で
雀はコロンと横になって死んでいた。
一日中、出口を探して
ストーブと煙突を行ったり来たりで
疲れ切ってしまったのだろう。

ショック だった。

娘は「元気な雀を買って来よう」と言った。
自分がもっとちゃんと面倒見てれば
この雀は死ななかったはず。
こんどはちゃんとお世話する!と頑張る。

新しい命を「買う」という考えがイヤで
私は娘を「それは間違っている」と叱った。

でも私は正しかったか?
自分でも分からない。

元気のなくなった雀を見て
餌をやりたがった娘に、
どうせ食べないだろうから、と
私はそれを承知しなかった。

娘の気が済むように
お世話させてあげれば良かった?
ほんの少しの間でも
生き物に愛情を持つ体験をさせれば良かった?
と自分に問いかけても、今ではもう遅い。

命の重さをどう説明したらいいのか。

無くなってしまった小さな命を前に
すっかり私は考え込んでしまった。
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by wine-mura | 2013-07-27 23:08 | その他

高速料金とグレープフルーツ


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素晴らしい芸術!とは思わないけど、我が子手作りの魅力にはやはり抗えない。


おやつに
グレープフルーツを子供と食べていて
思い出したこと。

小学生のとき、両親が郡山で会社を始めた。
白河生まれで、
白河の小学校に通っていた姉と私は、
昼間は祖母に面倒を見てもらい
夜、母の帰りを待った。

大人になって
多分、私に子供が生まれてからだと思う。
母がある日、
「高速料金を節約して
 グレープフルーツを買ったなぁ、そういえば」
と教えてくれた。

当時、グレープフルーツはまだ珍しい果物で
あまり流通していなかったから
値段も高かったし
白河では手に入らなかったのかもしれない。

「早く帰って来ないかな」と母を待つ気持ちと
グレープフルーツを楽しみにしていた気持ちと
今となっては
どっちが強かったかは思い出せない。

それでも
子供の頃のことをあまり覚えていない自分が、
半割にしたグレープフルーツに
上白糖をこんもりかけて、
ギザギザのスプーンで
果汁を飛ばしながら食べたことは
今でもはっきり思い出せる。

一刻でも早く家に戻りたい気持ちと
子供を少しでも喜ばせたい気持ちと
母も迷ったに違いない。

グレープフルーツは特別な果物。

今年のひな祭りに
こんなことを思った。
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by wine-mura | 2013-03-03 21:40 | その他